民事再生（個人再生）

債務整理を行う場合、任意整理、民事再生(個人再生)、自己破産などの手続きがあります。
それぞれ手続きに特徴があり、自分の債務の額や返済状況などに鑑みながら手続きを選択する必要があります。そこで、任意整理を検討した後には、民事再生の検討をお勧めします。民事再生は裁判所が介入して債務の減額を図ります。そのため、当事者間の交渉のみで減額を試みる任意整理よりも、減額できる幅が広くなります。具体的には、最大10分の1程度の大幅な債務の減額が可能です。
民事再生も、任意整理と同様に債務の減額をして、将来の返済計画を立てることが目的となります。債務の免除が目的ではないことに注意をしましょう。

また、自己破産と異なり、家や車などの財産を処分する必要はありません。そのため、自己破産を検討する前に、民事再生で債務の減額ができないか考えてみると良いでしょう。
民事再生をする場合、裁判所に提出する書類の作成や、より専門的な法的知識も必要になります。そのような場合は、司法書士に相談しましょう。

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